10年後の完成を目指して、リニア中央新幹線の本線工事が本格化する。総工費9兆円の巨大プロジェクトだ。18日には、山梨県早川町内で南アルプスを貫くトンネル工事の安全祈願式典が行われた。
南アルプストンネルは、山梨県から静岡県を経て長野県に至る約25kmで、国内のトンネルでは地上から最も深い(約1,400m)部分を掘削するという。
この大規模工事に、地元住民からは交通環境悪化、水源枯渇、観光業への影響などを懸念する声があるという。
写真は、山梨県都留市のリニア山梨実験センターから撮影。
あいにく車両は走っていません。