2005年12月10日、ヴァンフォーレ甲府がJ1に昇格した。
あれから10年、落ちたり、上がったり、監督がずいぶん変わったり、紆余曲折はあったのでしょうが、ヴァンフォーレ甲府はまだJ1でがんばっている。
今日、クラブW杯で広州広州恒大との3位決定戦に臨むサンフレッチェ広島は、2007年、そのヴァンフォーレ甲府とともにJ2に降格している。
方や2度の降格からJ1王者にまで登り詰めたチーム、方やJ1残留争い常連チーム、立場はずいぶん違い、サポーターのモチベーションのレベルも違うが、楽しみ方、熱くなリ方はほとんど変わらない。
トップリーグへの昇格、降格システムの恩恵だと思う。
それに引き換え、プロ野球の場合は、いくら負け続けてもトップリーグから降格する心配もないわけで、シーズン終盤の弱小チームが関わる試合に今ひとつ盛り上がりがない気がする。
写真は、ヴァンフォーレ甲府の入れ替え戦勝利を報じた2005年12月11日山梨日日新聞朝刊一面。